コラーゲンの健康効果について

コラーゲンと言えば、美肌効果がある事で有名で化粧品の美容成分として配合されていたり、美容ドリンク、美容サプリに配合されている成分として有名です。
そのため女性が摂取する成分というイメージが強いかもしれません。
しかし美容効果以外にも、健康にも効果があると知っていますか?
では、どのような健康効果があるのか紹介します。

コラーゲンの健康効果について

実は体内でコラーゲンは、様々な部分で重要な役割を果たしています。
例えば、血管や内臓機能の柔軟性や伸縮性に作用しています。
そのため体内で不足すると、血管や内臓機能の障害を引き起こしてしまうのです。

血管の劣化は高血圧の原因になってしまいます。
高血圧が原因で起こる病気としては、動脈硬化により脳梗塞、心筋梗塞、腎不全などが挙げられます。

言うまでもありませんが、血管や内臓機能は生命を維持する重要な器官で、万が一障害を引き起こした場合、生命に関わる危篤状態に陥るという事を理解しておいて下さい。

他にも骨の生成にも関係し、不足すると身体全体の強度が落ちて、免疫力や身体の機能が正常を保つ事が出来なくなってしまいます。
また関節や筋肉にも大きく関係しています。
そのため不足すると、運動能力に大きく影響が出てしまいます。

つまり美容効果よりも、もっと健康効果のためにコラーゲンを日々摂取する必要があり、男性も積極的に摂取していかなければいけません。

加齢に伴いコラーゲンの分泌量は減少する

若い頃は体内でもコラーゲンはたくさん分泌されるため、不足する事はありません。
しかしながら加齢に伴い、分泌量が減少していってしまいます。
その原因は、加齢に伴い新陳代謝が低下してしまうためです。

特に注意が必要な年齢は40代に減少が加速し、60代では20代の30%しか分泌されなくなってしまいます。
当然30%では、健康な状態を維持する事は出来ません。
だからこそ、体内で分泌出来なくなった分は、体外から摂取しなければいけません。
体外から摂取する方法としては、食事やサプリ、ドリンクなどから積極的に摂取しなければ、体内で不足し、様々な身体の部分で健康を損なう状態に陥ってしまいます。

女性の場合は比較的、美容目的で摂取している人が多いので、健康の効果について知らなくてもキチンと摂取し健康を維持する事が出来ています。問題なのは男性で、特に40代で生活習慣病の予備軍の人などは、病気予防のために摂取するように心がける必要があります。